Wakame-vdcの最新版(v11.12)リリース、多数の機能拡張と、OpenFlowに対応
Wakame Software Foundation(WSF)は、クラウド基盤ソフトウェアであるWakame-vdcの最新版となるv11.12をリリースしました。エンタープライズ向けの機能強化と事例の紹介が充実し、仮想ネットワーク関連技術で話題のOpenFlowを組み込むなど、クラウド基盤ソフトウェアとして更に大きく前進しています。
具体的には、ハイパーバイザーのFailoverの機能強化、システム全体の耐障害性強化、またRedHatへのインストールも可能になり、エンタープライズ分野で必要とされる安定化に向けた強化が数多くなされています。(詳細はアップデート事項一覧をご参照ください)
また、最新の仮想ネットワーク関連技術として話題のOpenFlowをいち早く活用した事も重要なポイントになっています。プロダクトとしては、仮装スイッチ製品のOpen vSwitch、及びOpenFlowコントローラとしてNECが開発しているTremaを拡張して実現しました。こちらはOpenFlowそのものの仕様が進化している過程にあるため、プロダクトとしては現在検証のための実装となっています。
インスタンス(仮想サーバー)全てを不用意な通信から保護するために、Wakame-vdcにはセキュリティグループの概念があります。OpenFlowはそれを支える技術として応用されています。Wakame-vdcは内部に分散ファイアウォールを備えており、このファイアウォールの管理にOpenFlowのコントロールが活用されています。
WSFでは今後も精力的に機能改善を続けて行く予定です。来年度からはマイルストーンの提示と、より高い頻度でのリリースを行って行けるよう準備を進めています。
【新バージョンでの主なリリース機能】
●アップデート事項一覧
- 対応環境の増加
- RHEL6 / CentOS6へのインストールプロファイル
- DHCPの設置できない環境に対応するMetadata drive機能
- 安定性の向上
- 物理マシン障害への対応
- CI(継続的試験)のプロファイル
- 機能追加
- 起動の高速化に寄与する圧縮マシンイメージとキャッシュ機能
- 全てのリソースをプラガブルにスケジューリングする機能
- 複数のvNICをサポートするインスタンス
- インスタンスの一時停止と再開
- virtio対応マシンイメージのサポート
- 新しいストレージタイプとしてtgtdを採用
- Amazon Web Servicesとの互換Web API (検証用機能)
- 最先端技術への対応
- OpenFlow対応 (Open vSwitch / Trema) (検証用機能)
- Install DVD
- Web API リファレンス
- 管理者向けコマンドマニュアル
【Wakameホームページ】
http://wakame.jp/
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